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2008年12月9日
見かけた瞬間から頭の中でBlackDogが流れ始め、あるわけ無いけど、今にも向かいのロバートが立ち上がって「hey,hey,mom…」と大声で歌い始める妄想に取り付かれた私は全く読書に集中できなくなってしまった。
最近、YouTubeで動画を観たからだろうか?私の集中力を軽く凌駕するとは!レッド・ツェッペリン、恐るべきバンドである。
爆心地ヒロシマに入る カメラマンは何を見たか
著:林重男
広島・長崎への原子爆弾投下後二ヶ月、原子爆弾の被害調査を行った原爆災害調査団の一人として同行した写真家の著者が被災地域で見たものを写真を交えて綴る一冊。
その写真から、原子爆弾を市街地で使用した場合の被害の凄まじさを伺うことができる。まさに、ジュニア新書に相応しく、小・中学生に読んで欲しい本である。
ほんの少しではあるが、ブルドーザーで瓦礫を崖下へ落とす作業時に瓦礫の中の白骨死体をそのまま崖下へ落とす等、当時のアメリカ軍の様子が記載されていた。(もちろん、兵士に銃を突き付けられて撮るなと言われた為にその写真は無い)
ただ、最後にお涙頂戴の感動話を入れてある点等は、出版の都合上ただ救いの無い内容だけでは難しいというのは理解できるが、残念である。実際には救いようの無い悲しい出来事なのだからそれはそれとして受け止めるべきだと私は感じる。
また、こうした原爆の恐ろしさを伝える出版物でよく感じる事で、目に見えないものなので仕方ないと言えば仕方ないのだが、その威力の凄まじさは伝わってくるが、放射線被曝の恐ろしさがあまり伝わってこない。
しつこい様だが、本書でも放射線を放射能と表記している。
放射能は放射線を出す能力、あるいはそうした性質を持つ物質に対する言葉なので、科学的にはもちろん、日本語の用法としても「放射能が被爆者のからだをむしばんできた」という表現は不適切である。「放射線が被曝者のからだをむしばむ」が正確である。こうした、日本に限らず世界の人人に読んで欲しい本は是非、外国語に翻訳してほしいのだが、その際の誤訳の原因となるかもしれないので気を付けてほしい。
因みに、これも105円。Amazonの最安価格が777円。うーん、Book-Off恐るべし。
病的性格 10の類型とその行動 中公新書, 1965
著:懸田克躬
フロイト精神分析系統の精神医学者の筆者が病的性格(精神病質)を副題の通り10の類型にして概要を解説。
この分類はクルト・シュナイダーによる精神病10類型をベースによる。
精神病質人格を理解する入門書としては解り易いが、あくまでも入門書レベル。将来精神科医の道を志す意志のある人はどうぞ。
Book-Offで105円だったので、ぼーっとしたいときになんとなく目で追う程度の目的で買ったが、そういう目的には不向きであった。
2008年12月8日
12月8日と言えば1941年の真珠湾攻撃がつい頭に浮かんでしまう。最近はある人の影響で広島・長崎の原爆関係の本を少し読んでいるのでなおさら、その悲劇のきっかけとなった一つである真珠湾攻撃に目が行ってしまう。
真珠湾攻撃とは全く関係無いが、wikipediaによると、麻生太郎現日本国総理大臣の曾祖父である麻生太吉氏の忌日であるそうだ。
ということで、麻生太郎氏について。
最近、テレビ・新聞・週刊誌等に軽く目を通しても麻生氏に「首相としての資質無し」という声が高いようだ。もちろん、各メディアの独断と偏見ではなく世論調査の結果だろう。
私はこれを非常に悲しい事であると感じる。
別に私は麻生氏を支持してはいなかった。(以前、短期間衆議院議員の事務所をお手伝いさせて頂いた関係で)一応、自民党員であったので総裁選の葉書が来たが、自民党政権は一度倒れた方が良いと考えているので、あえて投票はしなかったが、テロ対策特別措置法のこともあり、軍事(防衛が妥当だが、国際的には軍事であるためあえてこう呼ぶ)に関しての知見の高さを考えると、今回は石破氏が妥当だと考えていたため、候補の中で選ぶのなら石破氏が良いと思っていた。
さて、麻生氏であるが、就任前はとても人気がある人であるようにメディアでは報じられていたと記憶している。しかし、彼は魚住昭『野中広務 差別と権力』によれば野中氏に対して部落差別発言をしたとして野中氏から強く批判されたこともあった人物である。
もちろん、これが事実であるかということは一冊の本や野中氏サイドからの証言だけでは判断しかねる。しかし、野中氏を怒らせるような発言があったのではないかとは推測できる。また、この問題に対して麻生事務所側は「地元・福岡の炭坑に絡む被差別部落問題についての発言が誤解されて伝わったものだ」というコメントを出している。
縦しんば、麻生陣営側のコメントが100%正しいとしても、周囲の人に誤解されるような発言をする人物であることに間違いは無いだろう。それ以外にも、wikipediaを調べるだけで、首相就任以前にも多くの問題発言(すべて誤解であったとしても、それだけ誤解を与える発言をしている)があったと言われる人物である。
総裁選前でも、多くは無かったが、一部の全国紙で何度か物議を醸す発言は報じられている。それにも拘らずこうした人物を総理大臣にしてしまう自分自身を含めた日本国民の良識の無さを恥じずにはいられない。
日本国の政治をより良いものにしていくという意味で、知識人、マスメディアだけではなく、有権者自身が今日に至って、ついには無力であったという事を深く自己の責任として捉え、恥を知らなければならない。
そして、我我有権者は自らの無責任、無関心、無分別の集大成がこのような国家の指導者を生み出してしまったことを批判、問責、反省した上で、これらと訣別し、新しき時代を切り開き、若い世代に遺さねばならない。我我大人に対して課せられた責任は重大である。
2008年12月7日
ある女性と電話で話していた。
忙しく仕事をしていて、「強い女性」という側面もあるが、繊細で可愛らしい女性的な側面も十分に持った人である。
が、いつも「いじられキャラ」であるらしく、学生時代や現在の職場でもセクハラ発言などでからかわれることもあるという話を聞いて驚いた。
まぁ、苛められている訳ではないし、それも一つの愛され方だろうとは思う。気さくで話し易い人故だというのは解るのだが…
なにより、大人になっても、そんな小学生の男子児童のような愛情表現しかできない男性が意外に多いという事が驚きである。
聞けば、彼女の友人には、とても知的だが「何も知らないバカっぽくしている方がもてるから」と、男性の前で猫をかぶってる女性もいるそうだ。
大丈夫か?日本の男性…私自身も含めてだが、最近の日本の男性は情けない人が多いのは解るのだが、いくら自分が情けない人間だからといっても、自分より愚鈍な人しか愛しめないような恋の仕方をしていると、傷をなめ合うようにどんどん駄目になっていってしまうような気がする。
だから日本の男性に見切りをつけているのだろうか、私の友人(女性)で、「いい女」と思う娘達は外国人と結婚する人が多い。
冒頭で紹介した人も私が「いい女」だと思う人である。彼女と話すととても楽しい(それは私が恋心を抱いているからかもしれないが…)、明るい気分になれるし、学ばされることも多い。頑張っている人なので、私も頑張らなければと、思わされることもある。
「一隅を照らす。これすなわち国の宝。」とは伝教大師・最澄の言葉だが、このままでは、そんな国の宝がどんどん海外へ流出してしまうではないか!頑張れ、日本の男性!!
ところで、いい男ってどんな男のこと?



